蘇生の一歩
動く、
止まる。
動く、
止まる。
次の動くが止まる。
そして存在が消える。
「臨終正念」は、
存在が消えてしまう悲しさより、
その後に自分がいない時間が
永遠に続く景色の中で
足元が崩れ
どこまでも落ちていく恐れを
見つめることから始まる。
止まる。
動く、
止まる。
次の動くが止まる。
そして存在が消える。
「臨終正念」は、
存在が消えてしまう悲しさより、
その後に自分がいない時間が
永遠に続く景色の中で
足元が崩れ
どこまでも落ちていく恐れを
見つめることから始まる。